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1980年代のスポーツ漫画界には衝撃的な作品でした。
作者は奇才「いしい ひさいち」。主人公は現五輪日本代表コーチの
田淵幸一氏のパロデイーです。

それまでは、実名人物の場合は実話に基づいた(多少脚色をするにしても)漫画であるし、その方が人気があった。当然田淵氏も若い頃は
強肩、長距離砲の阪神のスター捕手として実録漫画なども掲載されていた。
その後度重なる故障や入院などで(特に死球の影響で平行感覚が
おかしくなり、捕手を断念したそうな)不遇をあおり、自身の体重も
増え打撃以外は興味も(当時の阪神は主力選手のトレードなどでチーム力も落ちていた)ないとも思われていた時代この連載は始まる。

強烈にデフォルメされたキャラ(絵も性格も)で結構本当ではないかと
思わされるエピソードで大笑いしました。

タブチ君はいい加減な性格、当時頭角を表し「管理野球」全盛の
スワローズ、ヒロオカ監督を毛嫌いしていた。(後に、自身がライオンズに移籍するとなんとヒロオカ監督であった)

ライバルはスワローズ、左のエースのヤスダ。ボールに細工して
変な魔球を投げる。右のエース、マツオカは地味に地味すぎて書かれている。狂人の様に吠えるドラゴンズのエース、ホシノ(現五輪代表
監督)

実際、安田投手は、スローボールや各種変化球を操る左のサイド
スローと言う非常に厄介な選手だが、田淵氏は1歳上で、早大時代
から(田淵は法大)東京6大学で顔を合わせており、絶対にあんな
失礼な発言はしていないと言っていた。

タブチ君の奥さんのキャラは完全に創作で、地味で、おとなしいが
きつい一言を言ったり、陰湿な嫌がらせもすると言うキャラである。

後に、やく みつる等がこの路線を推し進めていった。

劇場版も制作され、当時人気だったプロ野球NEWSとのコラボや
実写シーンも入っていたり、解説者のキャラも登場したり、私も
見に行きました。

何か牧歌的であり、登場した選手、監督、コーチ及び関係者も
何とか笑って済ましていたと言うのがありがたい気がします。
この時代はプロ野球選手はまだ、パンチ パーマに度派手な
ブレザー、グラサン、エナメルの靴と言う、その筋+演歌歌手
ファッション全盛時代でした。









テーマ:懐かしアニメ - ジャンル:アニメ・コミック
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